初対面の男に舐められる。
ガリガリの男性が持つ共通の悩みではないでしょうか。実際にガリガリの男性の相談に乗っていると、この悩みはよく聞きます。
私も子供の頃から痩せていたことで周りの男から舐められる場面が多々ありました。
なんだかんだ、筋トレにのめり込めたのは自分を馬鹿にしてきた人間を見返してやりたいという気持ちが強いモチベーションになっていた部分もあるかも知れません。
「風で飛ばされそうww」
中学生3年生の頃、高校の体験入学で第一志望だった高校に行きました。
偏差値は確か57ぐらいで、そこそこ頭が良いけど自由な校風の高校でした。私は友達2人と参加。校舎の中を一通り見学したあと、希望者だけは自分の好きな部活の練習に参加できる時間がありました。
私と友人2人でどの部活に参加するか協議することに。
友人A「ラグビー部がええな。」
友人B「確かに、ラグビー部にしよう!」
私「・・・。」
あろうことかガリガリの私がラグビー部の練習に参加することになったのです。多数決には逆らえず、小一時間の辛抱だと思い渋々参加することに。
体操服に着替え、ラグビー部の練習に混じります。
顧問の先生から練習について説明を受けていると、自分の右側から何やら視線を感じます。
何となく気まずかったので視線をそちらに向けることはしませんでしたが、明らかに私を指差し会話している声が聞こえました。
「あいつ、風で飛ばされそうww」
ラグビー部の何人かが僕の体型を見てネタにしていたのです。
半袖半ズボンの体操服から出た私の腕や脚は細長く、確かにラグビー部に入部するような体型ではありませんでした。
自分のことを嘲笑していた先輩の顔は忘れましたが、言われたことはいまでも忘れてません。
その後の練習はほとんど記憶に残ってないクソつまらなかったからんですけど、「風で飛ばされそうw」と言われたシーンはその後も何度も脳内再生されました。言った側は1回の発言でも、言われた側は100回リピート再生されます。
どうしても初対面のときは人を判断する材料が外見に偏ってしまいます。
そのときに、ガリガリ(戦闘力が明らかに低そう)だと男から舐められてしまうものです。
こんなことありませんか?
混雑している駅や街中を歩いているときに、前から男の人が歩いてきてすれ違うタイミング。
こちらは身体を避けたのに、向こうは全く身体を避けることなくストレートに歩いていく。まるでこちらが避けるのが当然とでも言うような顔をしながら。
こういった些細な部分で相手が自分をどう捉えているのか伺えることってありますよね。
ただ、これが面白いことに筋肉がつくと、向こうから進んで避けてくれることが多くなります。
身体がデカくなってから通勤ラッシュの時とかに向こうが道を譲ってくれるようになった。ガリガリだったときは肩ぶつけられがち。
— sakana屋@カッコ良く太るための筋トレ (@YaRing21) October 1, 2019
それぐらい、筋肉がつき見た目が変わると周りの反応も変わるものです。
あとは筋肉がつくと、
仕事で初対面の相手から「良い身体してますね」と言わることもあります。その後には必ず何かスポーツをしているのか聞かれます。
採用では未だに体育会系の学生が人気なように、スポーツしているように見られるのは信頼性にも繋がりますね。
アパレルで接客を受けると「お客様がガッチリされているので~~」と言われたり。←これかなり嬉しい。
筋トレは自己満足の部分が大きい趣味ですが、意外と周りの反応も変わりますよという話でした。

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