普段の情報収集はニュースアプリよりも、自分が気になる分野のサイトやブログをRSSでチェックすることのほうが多いです。ニュースアプリは芸能人の誰かが浮気しただの、自分の興味ないノイズのような情報が多いのであまり使わないようにしています。

今日、移動中にRSSを見ていると、「死の谷」について解説されている記事を見かけました。

その記事ではビジネスの話で死の谷理論が使われていましたが、筋トレ初心者の方がモチベーションの炎を保ち習慣化を成功させるために必要な考え方にもバシッと当てはまるので記事にしようと思いました。

筋トレ初心者のほとんどが3日坊主で終わってしまう。

これは過去の私にも当てはまる話です。

「もうガリガリとは言わせない。筋トレ始めてマッチョになったるで」と意気込み筋トレを始めたものの、モチベーションが1週間も持たずに3日坊主で挫折してしまうという経験はこの記事を読んでいるあなたにもあると思います。私はざっと数えても5~6回あります。

残念なことに、肉体改造に成功しなかっただけでなく、一度やろうと決意したことをやり遂げられなかった後ろめたさから自分のことを少し嫌いになってしまいますよね。

ジムの経営は「全く通わなくなっても会費を払い続ける幽霊会員」の売上で成り立っていると言われるほど、筋トレを開始してから序盤でモチベーションが途絶えて挫折してしまう人は多いです。

具体的に集計したわけではありませんが、8~9割の人はこの「筋トレ初期のモチベーションの壁」にぶち当たり筋トレの世界からフェードアウトしているのではないでしょうか。

筋トレ初心者を苦しめる「死の谷」とは

ビジネスの成功曲線でもよく語られる死の谷理論を説明したのが下の図です。

死の谷のイメージ図

理想に対して成果が追いつかず、そのギャップに耐えられずにモチベーションが途絶えてしまうということです。

例えば、ガリガリの状態から「筋肉隆々としたカッコいい身体」を目標にして筋トレを開始します。

頭の中では、ムキムキになり周りの人から羨ましがられ、ガリガリ時代と比べると人生が180度変わった理想の世界を想像しながら筋トレをします。

しかし、現実には数日筋トレをしたぐらいで筋肉がつくわけもありません。

頭の中で描いている理想のレベルが高すぎるため、筋トレに掛けた日数や労力に対して得られる成果が低く感じ、そのギャップがストレスとなりモチベーションの糸がプツンと切れてしまうわけです。

理想と成果のギャップをできるだけ小さくすべき

「筋肉は短期間でつかないもの」ということを頭に入れて、最初から高すぎる理想を掲げないことが重要です。

最終的に「こういう体型になりたい」という長期的な目標はもちろんあったほうがいいですが、その手前のマイルストーンとして小さな理想のステップを用意してあげると良いでしょう。

「正しいフォームを習得できた」「前回よりも持ち上げる回数を増やせた」とか簡単なものです。

私がガリガリの状態から肉体改造に成功したときも、当時は意識していませんでしたが、「マシンで狙った筋肉をしっかり追い込めた。」「週に1回ジムに通う習慣を身につけられた」といった小さな成果を楽しんでいたのでモチベーションが続いた部分も大きかったように感じます。

筋トレは3ヶ月続けば半永久的に続けられる

もちろん個人差もありますが、3週間ぐらい継続できれば鏡で見たときに自分では変化を感じれるぐらいになります。

3ヶ月継続できれば、明らかに体型が変わってきます。半年で周りの人から指摘されるぐらい身体がゴツくなってきます。

そうなれば、周りの女の子の反応が変わり、男友達からは羨ましがられ、以前よりも服が似合うようになり、更にデカくなりたいと欲も出てきてモチベーションはうなぎのぼりで上がっていきます。

扱える重量が伸びていく達成感もあるので純粋にスポーツとしての楽しみも感じられるようになります。

「死の谷」を超えることができれば、あとは筋トレの中毒性によりモチベーションが切れることはありません。これが「3ヶ月続けば半永久的に続けられる」と言われる理由です。

この記事を読んでいるあなたがもしこれから筋トレを始めようとしているのであれば、死の谷に転がる屍にならないように小さな理想のステップを設定することをオススメします。


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