肉体作りは「筋トレが3割、食事が7割」と言われるほど食事は大事です。

ですが、ガリガリの方にとって、そもそも胃腸が弱くてたくさん食べれないという方が結構多いです。

今回はガリガリからマッチョになりたいが、胃腸が弱い人がどうすれば良いのか書いていきたいと思います。


◆そもそも、なぜ胃腸が弱いのか

胃腸が弱いことを「胃腸虚弱」と言いますが、当てはまる人の特徴としては以下のようなもの。

  • たくさん食べるとお腹を壊してしまう
  • 食べると眠くなる
  • 食べるとしんどくなる。身体がだるくなる
  • 栄養の吸収率が悪い

筋肉をつけたい、太りたいと思っている人にとって、食べたくても食べれない状況なので辛いですね。原因としては、そもそもの体質だったり、ストレスが原因になっている場合もあるようです。

◆胃腸が弱い人が取るべき食事戦略

胃腸が弱いからと言っても、食事をしっかりとり、摂取カロリーが消化カロリーを上回らなければ身体は大きくなりません。

なので、できるだけ胃に負担を掛けないように食事をとっていく必要があります。よく噛んで食べるようにし、なるべく消化に負担が掛からないようにします。

「噛む」という行為は第一の消化活動です。

良く噛むことによって、消化酵素であるアミラーゼを含んだ唾液の分泌も促されるので胃腸の負担も軽減されます。

たまに食事がやけに早い人でほとんど噛まずに飲み込むように食べる人が居ますが、あれは噛むことによって消化するはずだった仕事量を胃に押し付けているのと同じです。

一度の食事で大量に食べるのではなく、腹8分目に抑えて、食事の回数を増やすようにするのも良いでしょう。

消化の良い食品を食べることで胃腸の負担を減らすことも有効です。

消化を助けてくれる食材については後述します。

固形の食べ物が胃の負担になる場合は、スムージーにして液体に近い状態で栄養補給するのも良いです。

特に、朝起きたあとに食欲がないけど、カラダづくりのために栄養を摂取したい場合にスムージーは楽に飲めるのでオススメです。

バナナやアボカドなど高エネルギーな食材を入れて栄養価の高いスムージーを作りましょう。

ストレスを溜め込まないようにする

精神的なストレスが原因で胃腸の調子が振るわない方は、ストレスを溜め込まないようにするのも重要です。

僕としては、ストレス発散が筋トレになれば一番うれしいですね。うつ病の改善にもなるほど筋トレにはメンタル面の改善効果があります。

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胃腸の働きを助けてくれる食材

シソ

– 食欲増進
– 独特の香りが食欲を刺激して胃液の分泌を促す
– ストレスを抑えるカルシウムも含まれるので精神を安定させる

生姜

– 生姜の辛味には胃の働きを整える効果がある
– 食欲増進
– 身体を温めるので血流の促進にも

にんにく

– アリシン タンパク質と結合することで消化をしやすくなる
– 胃や腸の粘膜を刺激して胃液を分泌します
– あと、臭いで胃液が分泌される → だからにんにくの臭いでお腹がすく
– 大量に食べるのは良くない

レタス

– ビタミンCが胃の粘膜を強化してくれる

大根

– 消化を助ける酵素が、胃の負担を軽減してくれる
– 大根おろしをサバ缶、納豆にかける

納豆

– 納豆菌が3大栄養素を分解する酵素を持っている。一緒に食べた他の食べ物も分解してくれる。
– タンパク質も多く含むので意外とバルク食に。
– 手軽に食べられるので夜食などの間食にもってこい

最後に

胃腸が弱い原因は人それぞれであり、対処法もさまざまです。重要なのは自分の身体の反応をよく見ながら色々な方法を試していくことです。

あとは、あまり焦らずにひとつひとつ試していくこと。食事の問題をクリアできれば、身体は確実に大きくなります。そうすれば更に筋トレが楽しくなるし、身体の調子も良くなるという好循環に入れます。


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