私は筋トレの中でベンチプレスが一番好きです。その理由は、全力でバーベルを押し上げるので「筋トレやってる感」が一番強いこと。あとは、もしも力尽きたらバーベルの下敷きになるかもしれない中で自分を限界まで追い込むスリルに中毒性を感じます。

ただ、ボディメイク目的(筋肉を大きくため)に筋トレをしているのであれば、ベンチプレスで何キロ上げられるかはあまり重要ではありません。なぜなら、ベンチプレスはバーを下ろしていくと胸に当たり、大胸筋が最大までストレッチせずに可動域が限定されているため、筋肥大の効果がその分少なくなります。もし筋肥大目的に胸トレをするのであればベンチプレスではなく、むしろダンベルフライのような胸の可動域が広い種目のほうが向いています。

とは言え、どうせ筋トレするならベンチプレスで高重量を挙げられるようになりたい。

職場などで筋トレをしているという話をすると、筋トレを全くして居ないような人からも「ベンチプレス何キロ上げるの?」と聞かれることは多々あります。トレーニー同士でも何キロ上がるの?という会話にもなります。

ベンチプレスの拳上重量はある意味トレーニーのステータスみたいなものです。

あとは、扱える重量が徐々に上がっていくのはモチベーションになります。

私はベンチプレスを始めたばかりの頃はMAXで55kgしか上がらなかったものの、最近は75kgまで伸びました。ただ、10回3セットを繰り返して少しずつ重量を伸ばすという変化のないセットの組み方だったのでMAX75kgの段階で長い期間停滞していました。

やはり、筋肉を発達させるためには常に変化をつけて新しい刺激を与えていかないと限界が来るようです。

そこで、プログラムを組むことにしました。参考にしたのが山本義徳さんが書籍で提唱されている「10 WEEKS BENCH PRESS CYCLE」というもの。

筆者 が はじめて ベンチ プレス を やっ た のは 高校 2 年生 の 頃 で、 その とき の マックス は 70 ~ 80 kg 程度 でし た。 その後、 書店 で ボディビル 雑誌 を おそるおそる 立ち読み し て い た ところ、 WWF の プロレスラー として も 有名 な「 テッド・アーシディ」 の ベンチ プレス・サイクル が 紹介 さ れ て い た の です。 彼 は 世界 で 初めて 700 ポンド( 317 kg) の ベンチ プレス を 挙げ た 人 だ と、 その 記事 には 書い て あり まし た。 早速 購入 し、 帰宅 し てから 自分 の 筋力 に 合わせ て プログラム を 組み直し まし た。 すると 高校 を 卒業 する ころ には 70 kg そこそこ の 体重 で 140 kg が 挙がる よう に なっ て い た の です。
山本義徳. 部位別トレーニング法 -胸と背中、腹編-: 山本義徳 業績集 10 山本義徳業績集 (Kindle の位置No.583-595). Kindle 版.

70kgから2倍の140kgまで伸ばしたプログラムを更にブラッシュアップされた方法とのことです。

「軽い重量の日」と「重い重量の日」を交互に繰り返し、段階的に重量を上げていく流れです。

毎回セット数を計算するのが面倒だったので、現状のMAX重量と開始日を入れれば、自動で計算できるエクセルを作成。Googleのスプレッドシートにアップしたので、ジムでスマホから今日の重量を確認できるようにしました。

MAX75kgから10週間+休息3週間の計13週間で110%の進捗です。それを繰り返していくと計算上は36週間後に100kgになる予定です。

もちろん計算通りに進まない可能性もありますが、無計画にダラダラと同じメニューを繰り返すよりは確実に成長が見込めます。

今後の進捗はブログで公開しシリーズ化していきますので乞うご期待!


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