社会人になったばかりの頃。自分の職場に居るサラリーマンの先輩達を見て強い恐怖心を抱いていました。
お腹が出てお世辞にもスーツが似合うとは言えないような体型。髪型は適当。自分に自信がないからか、姿勢も悪く少し猫背気味。ムダ毛は生え放題で、挙げ句の果てには加齢臭をも身にまとっている人も居る。
そんなサラリーマンの先輩達を見て、「自分はこうなりたくない」と強烈に感じた記憶があります。
もちろん、すごく稀にシャキッとしたビジネスマンも居ますが、ほとんどの中年男性が自分の外見に無頓着な人ばかりではないでしょうか。
若い頃は服装や髪型などにこだわりを持ち、それなりに格好良かった人も、30歳を超えたあたりから外見に関して思考停止状態になり悪い意味での「オヤジ化」が始まります。洋服も自分で買うことすらせずに、「服は奥さんがイオンで買ってきます」という状態の人も多いですよね。
僕らのように痩せ型の人でも、年を取るにつれお腹だけ出てくる人も多いです。男性も25歳を超えると肉体のピークを過ぎるので年々筋肉量が減り代謝が落ちていきます。代謝が落ちるのに食生活は変わらないので徐々にお腹に脂肪が溜まってくるわけです。
中年男性が若い男に向かって、「俺も昔はお前ぐらいシュッとしてた」と言うのはそういうことです。
ホリエモンの本で「君がオヤジになる前に」という本がありますが、私も男が自分の外見を気にしなくなったら終わりだと思っています。むしろ男性は正しい年の重ね方をすれば年々格好良くなっていくものです。しかも周りがオッサン体型になって行く中で、一人だけボディメイクをしてスマートな体型をしていたら際立って格好良く見えるようになります。
こうしてボディメイクの情報を取り、学んでいるような意識の高い男性はほとんど居ません。大抵の男性は栄養のない脂っこい食事をし、ビールを飲むという生活を続けているわけです。
体型は自分の努力次第でいくらでも磨けるので、何歳から始めても自分史上で一番格好良い体型を作れます。実際に90歳以上の人でも、ウエイトトレーニングによって筋肥大するという研究結果もあります。
ちなみに筋トレにハマり、肉体改造に成功した人はお洒落にも興味が湧く人が多いです。格好良い身体を作れたら服が似合うようになりファッションが楽しくなるからです。裸体の自分をカッコよくすることで、自分に自信が持てるようになり、自然と美意識が高まっていきます。
オヤジ化を防ぐためにも、筋トレは意義のある趣味ですね。
ではまた!

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